酵素とタンパク質の分解
タンパク質は大きな分子です。タンパク質を構成するアミノ酸はたくさんありますが、私たち人間の体に必要なのは20種類です。その20種類のアミノ酸がいろいろな組み合わせで作られているのが私たちの体のタンパク質です。
タンパク質は大きな分子なので分解、消化するのが大変な栄養素です。タンパク質は小腸でたくさんの酵素を用いて分解されますが、ひとつひとつのアミノ酸まで完全に分解するのはなかなか難しく、アミノ酸が2つついている形のもの、3つついている形のものくらいのものでも、吸収してしまうことがあります。ただ、この辺りまででしたら、まだ人の身体も対処できます。
しかしもっと多く100ほどのアミノ酸が連なったままになる事があります。これは完全にタンパク質の消化が上手く働いていない状態です。消化不良の状態なのです。タンパク質が上手く消化されない状態で腸にいると、悪玉菌の食料となってしまいます。悪玉菌がどんどん増えて腐敗や異常発酵が起こる事になります。
腸の中で腐敗が起こるとその有毒成分や有毒ガスが吸収されて血流に乗り、全身をめぐって、いろいろな病気を引き起こす原因となるのです。

