消化不良とアレルギー
生活習慣の乱れから消化不良が起こってくると、悪玉菌が消化器官の中でふえてくる事になります。この悪玉菌や悪玉菌の出す有毒ガスなどは消化器官の細胞に障害を与えてしまいます。
特に小腸はとても長い器官で、中は絨毛に覆われていて、消化不良を起こした食べ物が滞留しやすい状態になっています。この小腸は食べ物を消化する行為も行いますが、消化して栄養素を吸収する器官でもあります。
正常な小腸は細かくきちんと消化された栄養素しか吸収しませんが、消化不良が続き、悪玉菌が増えている小腸では、あちこちで炎症が起こる事になります。炎症を治すときには活性酸素が発生し、また、別の細胞が傷つくなどを繰り返していると、段々炎症によって傷口が大きくなり、消化しきれていない栄養も吸収してしまうようになります。
消化しきれていない、すなわち大きな分子のままの栄養素は、血液中では異分子です。あるはずのない成分なので、免疫反応が起きて栄養素を攻撃するようになります。これがアレルギーのメカニズムではないかと最近は考えられています。ですから、消化不良を起こさない事が腸障害を防ぎ、アレルギーなども防ぐ事になるのです。

